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NCIS S15 E22 「二歩後退」"Two Step Back"

こんにちは
ふぅです。

NCISシーズン15を観ています。
とうとう、アビー最後の出演話、二歩後退(Two Step Back)が
放送されてしまいました。寂しい・・・

NCISやポーリー・ペレットさんのTwitterにも
撮影の様子があがっていたり、現実なんだなと感じ始めました。

以下、ネタバレになります。
拙い文章なうえ、長いです。

「二歩後退」 ”Two Step Back”

前回、抽選で当たった豪華ディナーの後、強盗に襲われたアビーとリーヴス。
アビーが緊急搬送され、心肺停止に陥るシーンから始まる。

夜中の検死室、1つの死体袋を囲むチーム。
トーレスは仲間の死に苛立ち、他の面々も悲痛な面持ちで、死体袋を見つめる。
パーマーは仲間の検死を行う辛さを押し殺して、死体袋を開ける。
そこに横たわっていたのは、胸に被弾したリーヴスだった。

病院ではマクギーが、意識の戻らないアビーに付き添っている。
ギブスは彼女を守るという約束を守れず、犯人逮捕に闘志を燃やす。

2人を撃ったのはただの強盗ではなく、元陸軍のケント・マーシャルと突き止める。
不名誉除隊後、彼は暗殺者として生計をたてていたようだ。
マーシャルの家に向かったチームは、首を切られ死んでいるのを見つける。
また、アビーの情報を集めた、暗殺依頼ファイルも見つかる。彼を雇ったのは一体誰なのか。
アビーが刑務所に送った悪人は何百人といて、犯人を絞り込むのが難しい。

そんな中、過去に自分の裁判で証言するアビーを狙ったことのあるスプーナーが容疑者にあがる。
さっそく保護観察中のスプーナーを聴取するも、犯行を否定され、脚の追跡機の記録を確認するよう言われる。
どうやらスプーナーはシロのようだ。

次にギブスは刑務所にいるアレハンドロに面会に行く。
彼はギブスが妻子の仇として殺した麻薬組織のボスの息子で、過去にアビーがその事件を調べるよう仕向け、苦しめたことがある。
ギブスの命を狙い、アビーを含む彼のチームを危険にさらした男だった。
リーヴスの死、アビーの負傷を責めるギブス。アビーも亡くなれば、次はお前だと脅すも、また彼もシロだった。

病室でアビーに付き添うマクギーは、眠り続けるアビーに不安を伝える。
マクギーの声に反応したのか、アビーは長い眠りから目を覚ました。

最後にチームは、アビーを騙して生物兵器を作らせようとした、ロバート・キングに行き付く。
彼はアビーが作った生物兵器を売る前に、アビーによって逮捕されていたのだ。
早速刑務所にいるキングを訪ねると、独房にいるはずのキングは、看守と入れ替わっていた。
看守を脅して身代わりにし、キングは外に出ていた。彼がアビー暗殺を依頼した犯人だ!

自宅に戻ったアビーの警護をマクギーと交代するために、トーレスは彼女の家に向かう。
事件当時の記憶がないアビーは、自宅で独自の調査を始めていた。
彼女に届いた豪華なディナーへの招待状は、抽選で当たったものではなかった。
キングがアビーをあの場所に誘い出すために、アビーの名前で予約をしていたようだ。

その時キングが公共のWi-fiに接続したことにより、アビーはキングの居場所を掴む。
住所を受け取ったギブス達は現場に向かうが、キングの姿はなく、廃墟のような場所にたどり着いてしまう。
チームがアビーの自宅に向かうと、棺に閉じ込められたトーレスと、「ルール45」と書かれたメモが。
ルール45とは「自分で決着をつけろ」。アビーはわざと間違った住所をチームに渡し、自分1人で決着をつけに行ったのだ!

カフェでキングと対面したアビーは、彼のコーヒーにシアン化化合物を仕込む。
「君にそんな事はできない」と笑うキングに、アビーは悪と戦い死んでいった友人の名前を挙げる。
キングの身体には器官の収縮などの症状が出始め、アビーは自白をすれば解毒剤を渡してもいいと迫る。
命の危機を感じたキングは、アビー暗殺の指示を出したと自白し、後からきたギブスに逮捕されるのだった。

母の隣に埋葬されるのを望んだリーヴスを、アビーはイギリスに連れ帰ることにする。
そしてリーヴスの夢だった、彼の母の名を冠した支援団体を立ち上げるため、アビーはNCISを去ることを決意する。

チームのみんなに別れを告げ、ギブスには自宅に手紙を届ける。
「ギブスに引き留められたら、決意が揺らいでしまいそう。でも、何があっても愛していると言ってほしい」と書かれた手紙。
窓の向こうから最後に姿を見せたアビーに、ギブスは手話で「愛している」と伝えるのだった。


アビゲイル・(アビー)・シュートこと、ポーリー・ペレットの最後の出演でした。
パイロット版からずっと出演してきたアビーのために、彼女を中心にしたストーリーでした。

懐かしい悪人たちも顔を見せました。

・テリー・スプーナー
S3E21で自分の裁判で証言するアビーを狙って、彼女を暗殺しようとした犯罪者。
ギブスの、「何があっても守る」の約束が出てきたのはこの回。

・アレハンドロ・リヴェラ
S7E22~S8E1に出てきた彼はギブスの妻子を殺し、ギブスがその報復で殺した麻薬組織のボスの息子。
ギブスに復讐するためにアビーをメキシコに招き、その事件を調べさせるように仕向けた。
ギブスの周囲の人間を何人も傷つけた姉弟の、頭の弱い弟の方。
「何があっても愛していると言ってほしい」は、この回でアビーがギブスに言った言葉。

・ロバート・キング
S6E22で登場し、兵士を襲う謎病気の治療薬の開発と偽り、アビーに強力な生物兵器を作らせた男。
この時アビーは彼を治そうと一生懸命だったので、裏切られたアビーは彼の逮捕に尽力した。
前回も今回も、アビーとカフェで対峙し、彼女に逮捕の決定的証拠を握られる展開。
上手い演出だなと思いました。

前回は銃声で終わり、誰が負傷したか分からない状態からの、冒頭のアビーの心肺停止のシーン。
亡くなったのはリーヴスでした。
彼の死に何かと張り合っていたトーレスは苛立っていました。
ビショップは、彼女のためにリーヴスがイギリスから取り寄せてくれたチップスを食べながら悲しみます。

やっと彼の弱い部分や優しい部分、素敵な行いが分かったところで、こんな風に亡くなるなんて・・・
アビーを庇って亡くなったんだね。最後まで優しい奴だった。

犯人逮捕を遺体安置室にいるリーヴスに報告するアビー。
お母さんとの写真を傍に置いてあげるシーンに涙。
アビーは彼の意思を継いで、支援団体を立ち上げる為にNCISを去ることを決意しました。
元々いろいろな支援活動に精力的だったアビーには、ピッタリだと思う。

よくコンビを組んで、一時は付き合ってたこともあるマクギーとの絡みが良かったです。
病院で付き添うマクギーの声に反応して、アビーが目覚めるのが素敵だった。
アビーの決意を聞き、1番に「寂しいけれども、君の友達でいれることを誇りに思う」と抱きしめるマクギー。
そしてパイロット版からずっと一緒に、チームをバックアップし続けていたダッキー。
さすがの包容力で、アビーの決断を称賛するのでした。

最後にギブスの家の前で、I Love Youのハンドサインをするアビー。
ギブスが手話で「愛してる」と伝えるのも憎い演出でした。
NCISの中では、手話は2人だけに通じる言語ですもんね。
ギブスの心のよりどころだったアビー。2人の親子のようなやり取りを見るのも今日が最後。

ただ、アビーとギブス、2人が一緒に画面に映るシーンはありませんでしたね。
ポーリーさん降板の理由はマーク・ハーモンさんという話もあります。
2人が一緒のシーンがなかったのはそのせいかと。
最近共演シーン少なかったし・・・
仕方のないこととはいえ、視聴者には見せないでほしい・・・。

実際の出演はなかったけれど、マクギーに電話をしてきたという設定で、トニーの名前も出てきましたね。
欲を言えばアビーの双子の弟(カイル)や、一緒に育った弟(ルカ)、アビーの元カレ警官とかにも出てきて欲しかった。

15年間出演し続けただけあり、豪華な演出でした。
過去の敵や、敵と戦って亡くなった友人の名前が出てきて、ギュッと詰まったエピソードでした。
「悪人は1人倒しても、また新しい悪人が出て来る」
「悪と戦った勇敢な仲間は死に、あんたみたいな悪人は生きている」
仲間を家族のように思うアビーの、仲間を亡くした悔しさがにじみ出ています。

結局アビーがキングのコーヒーに入れたのは、劇薬シアン化化合物ではなく、カフ-バウのタブレット
似た症状を引き起こさせて、暗示にかけただけでした。
アビーは最後の最後まで、アビーでいてくれて嬉しかった。
ギブスルールや棺のベッド、カフ-パウなど、アビーにちなんだものが上手く使われていて愛を感じました。

タイトル「二歩後退」。二歩どころか100歩くらい後退だわ!
アビーの後任はどんな人物が入ってくるのか。
こんなに愛されたキャラクターの後は、すごく荷が重くて辛いだろうな・・・